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社長やマネージャからよく聞く言葉として、「社員がやる気がなくて困っている」というものがあります。これをよくよく紐解くと、「やる気がない、仕事もできないので、仕事ができるようになるよう指導するが、十分に効果が出ず困っている」という意味であることが多いです。ですので、「ではやる気がなくても仕事できればOKですか?」と聞くと、それなら問題ないという場合がほとんどです。つまり、やる気がないこと自体が問題ではなく、やる気がないために指導の効果が出ないことが問題なわけです。以上を踏まえた上であらためて、「やる気のない社員にどこまで指導するか?」についてお伝えできればと思います。
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特に大きなプロジェクトを始める際に、「ほんとにうまくいくんでしょうか?」と不安を感じる社員がいます。私は、「言われた通りにやれば成功するなんて姿勢でやってたら必ず失敗しますからやめたほうがいいですよ。もちろんそうならないように全力で支援しますが、どんな方法であれ、これを成功させるのはあなた自身で、自分が成功させるんだ!という姿勢で臨まなければ、どんなことをしても無駄だと思います。」と伝えるようにしています。
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いよいよ年度末ですね。と言っても弊社は6月が期末なのですが、やはり学生時代からの長年の習慣で、心情的に3月・4月は何かの「区切り」のような感覚がいたします。今回は、4月からの仕事へのモチベーションがぐぐっと前向きに上げる、振り返りワークやミーティングのコツをご紹介したいと思います。
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社内で新しい事業を始めるためにチームを組んだが、1ヶ月経っても2ヶ月経っても思ったように進まない。。自分一人ならスピーディに進められるものでも、人が多いために返って進みが鈍くなってしまう。。こんな経験、複数人で何かをする際にはどなたも感じたことがあるのではないでしょうか。今回は、プロジェクトが遅れる3つの理由と、その対策をお伝えします。
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経営者の多くは、できれば社員が勝手に成長してどんどん問題を解決してくれる自走型になってほしいと常々願っていますが、現実にはなかなかそうはなりません。まして資金力やブランド力に乏しいアーリーステージのベンチャーや中小企業ですと、自走できる優秀な社員を獲得するのはかなり難しいのが実情です。なので、自走できない社員たちをうまく使ってどうにかうまく事業推進をしていかねばなりません。
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「採用した人のスキルと性格、入社後に変えにくいのはどちらだと思いますか?」「どんな人を採用したいか」を考える際、「求めるスキルや経歴」をイメージしがちですが、スキルは入社後に伸ばせても、性格や会社ビジョンへの共感度を後から高めるのは非常に骨が折れます。性格というのは、その方が生まれてからいまこの瞬間までに経験した、すべての出来事や感情によって形成されています。それを、入社して数ヶ月や数年で変えられると思えるでしょうか。
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組織を運営しているとどうしても「人が辞める」ということが起こり得ますね。「人が辞める」というとどうしてもネガティブな出来事として捉えがちです。そこで今回は「人が辞める際に起きるネガティブな影響とその対処」「新たに人を補充する際、どんな人を採用すべきか?その判断基準」についてお伝えできればと思います。
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「プロジェクトを立ち上げたはいいが、なぜかいつもズルズルと遅くなり進まなくなっていく。」最初のゴール設定や社内合意形成がうまくやれたとしても、その後の適切なプロジェクトマネジメントが出来ていないとそのような事態を招きます。実はこれ、スタッフ側も悪気があるわけではないケースが多く、単に能力不足・知識不足というのがほとんどです。では、どうすればプロジェクトが着実に進められるのでしょうか。
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採用でよく聞く悩みのひとつは、「求人広告の原稿の書き方」。多くの参加者の方が、「求人を出しても電話が鳴らない」というお悩みを抱えていらっしゃいます。しかし、「ご自身が求職者だとしたら、企業の求人広告とネットの口コミ、どちらを信用しますか?」この質問に、「求人広告の原稿の書き方」でお悩みだとおっしゃった方々も含め、満場一致で、「企業の求人広告よりネットの口コミを信用する」とお答えになりました。ここに、採用にかける労力と結果が見合わない、ひとつの落とし穴があります。
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部下を育成する中で、部下の言葉に耳を傾ける、いわゆる「傾聴」が大切であるということはよく聞くところでしょう。私自身、傾聴は大切だと思っていますが、時にそれが育成する側にとって負担となることがあります。傾聴は大切な要素ではありますが、話を聞くというのは時間も手間もかかるものですから、自分にとって無理のないようポイントを掴んでおくことも重要です。