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原点回帰でモチベーションを高めよう!

      2018/03/28

[2018/3/28 メルマガ配信記事:担当 藤川瑞木]

出典:写真AC

 

みなさま、こんにちは。コンサルタントの藤川です。

いよいよ年度末ですね。

と言っても弊社は6月が期末なのですが、やはり学生時代からの長年の習慣で、心情的に3月・4月は何かの「区切り」のような感覚がいたします。

そこで今回のメルマガでは「採用強化のコツ」シリーズは一旦お休みし、社員のみなさんが自分でモチベーションを高め、4月からの新年度を新たな気持ちで迎えていただくための、振り返りワークやミーティングのコツをご紹介したいと思います。

年度初めに面談やミーティングをされる方は、これらのワークをチームのみなさんでやってみていただけると、4月からの仕事へのモチベーションがぐぐっと前向きに上がると思いますよ。

このメルマガをそのまま社員やメンバーの方に読んでいただくだけでワークを進められるように書いてありますので、是非ご活用ください!!

 

ワーク1.最初にこの業界に就職した頃の憧れを思い出す

長年業務に携わっていると、いつしかすべてが「当たり前」の光景となり、「煩わしい」「面倒くさい」と感じることも多くなってきます。

では、最初にいまのお仕事に就かれたとき、どんな思いでこの業界を選ばれたのでしょう?

最初から煩わしいこと、面倒くさいことしかないだろうと諦めきって、仕事を選ぶ方というのは、そう多くないのではないでしょうか。多少なりともいまの仕事に何かしらの希望を持って選ばれたかと思います。

例えば小さな子どもがスポーツ選手やケーキ屋さんに憧れる裏で、本物のスポーツ選手やケーキ屋さんで働く大人には様々な苦労があります。思っていたほど華やかな仕事じゃなかったな、とか、想像していたより稼げないぞ、とか、大人の事情は色々あるでしょう。それでも、その仕事に憧れられる一面があることは間違いありません。

話をあなた自身のことに戻します。

「将来○○になりたい!」と子供が目を輝かせて言うように、いまのあなたは、あの頃のあなたに憧れられていた側にいるのです。

  • あなたはいまの仕事のどんなところに惹かれましたか?
  • どんな経験を積みたいと思ってこの仕事に応募しましたか?
  • この業界のどんなところを素敵だと思って選んだのでしょうか?

当時の気持ちを思い出せる限り、付箋やノートに書き出していってください。恐らくここで挙げていただいた「あの頃の憧れ」は、いまのあなたにとって「当たり前」のことばかりになっていると思います。それはつまり、いまのあなたが、「あの頃憧れていたあなた」になっているということです。

チームで振り返りをしている方は、一通り書き出したら、お互いに書いた内容を紹介し合ってみてくださいね。そして改めて、いまの仕事の、「外側から見える魅力」をじっくり味わってみてください。

 

ワーク2.これまでの仕事を振り返る

では、実際にいまの仕事に就いてからこれまでに、どのようなドラマがあったかを思い出してみましょう。期待外れだったこともあるかもしれません。思ったように行かずに悔し涙を飲んだこともあるかもしれません。

ですが、ここでは敢えてこのような観点で振り返ってみてください。

  • あなたはこの仕事でどんなことを頑張ってきましたか?
  • 仕事や職場でどのような嬉しいことがあったでしょうか?
  • 1ミリでも成長したなと感じられるのはどんなところですか?
  • あなたは何を大事にしてこの仕事をしてきましたか?

これらの観点で振り返るときのポイントは、

  • 人と比べない
  • どんなに些細なことも大切に取り上げる
  • 具体的なエピソードを思い出す

です。

真面目に真摯に業務に取り組む方ほど、自分の失敗や足りない点をいかに改善するかに目が向きがちです。それは悪いことではないのですが、反省だけでは心が疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。

経験者としていまの職場に入った方でも、最初はわからなかったことや戸惑いもあったはず。もしいまの仕事に「当たり前」、もしくは「退屈」と感じられる部分があるならば、それは確実にあなたが成長していることを意味します。

いまの仕事で頑張ってきたこと、嬉しかったことを、じっくり味わいながら振り返ってみましょう。チームで振り返りをしている方は、この内容もお互いに紹介し合ってください。

そして改めて、いまの仕事の、「内側で経験できる喜び」を再確認しましょう。

 

ミーティングでは「よかったこと」も振り返る

ここまでは個人でもできるワークをご紹介してきましたが、最後に「スキルもモチベーションも上がる」ミーティングのコツをご紹介します。

多くの職場では、「やるべきこと」の確認と、「できなかったこと・足りないこと」への対処が、コミュニケーションの中心になりがちです。それはそれで確認する必要があることなのですが、「できなかったこと・足りないこと」を見るだけでは、メンバーの中に「成功事例」が蓄積されていきません。

あなたが何か新しい趣味を始める場面を想像してみてください。スポーツでも、楽器でも、書道でも、何でもいいです。

新しいスキルを身につけるとき、先生は何をしてくれますか?そう、お手本を見せてくれたり、うまく行くコツを教えてくれますよね。そして、少しでも成長したら、それを見つけて褒めてくれると思います。

レッスンに行く度に、できていない部分や足りない部分の指摘をされ、それをどう改善すべきかは伝えられても、うまく行った部分にはまったく触れられない。そんなレッスン、あなただったらお金と時間をかけて行き続けるでしょうか?

もちろんこの場合、あなたがお客様の立場です。仕事においてはあなたやメンバーはお客様ではありません。でも、人の心理は同じです。お手本、うまく行くコツ、成功事例の真似をして成長し、それを認識してもらえることでやる気が湧く。その精神構造は、仕事であっても趣味であっても同じなんですね。

ミーティングでよかったことを振り返ることで、チームに成功事例が蓄積されていき、そのお手本を参考にメンバーのスキルが上がり、モチベーションも高まっていきます。

「ミーティングではいいことも振り返る」

たったこれだけの工夫で、自分たちで自分たちのスキルとモチベーションを上げられる、一石二鳥のコツです。期の区切りや日々のミーティングで是非お試しください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。このメルマガを読んだみなさんの気持ちが少しでも楽になり、御社が「社長も社員もWINWINな会社」に一歩近づくヒントになれば幸いです。

それでは、また来週の配信をお楽しみに♪

 

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 - 中堅・中小企業における【モチベーション管理】, [執筆者]藤川瑞木