COO代行信國大輔のCOO代行実践録

支援実績100社以上、上場成功実績3社、ベンチャー・中小企業専門のCOO代行が、事業推進や組織体制構築、新規事業企画、プロジェクトマネジメント、新規採用のコツ、社員のモチベーションアップ、マネージャ育成・チームビルディングなどあらゆる経営課題の実践的な企業経営ノウハウを解説。

「 プロ意識 」 一覧

経営者目線を持てと言われて疑問を持ったことはありますか?

あなたは社長や上司から「経営者目線を持て」と言われて、「経営者目線って何?それって自分に必要?」と疑問を持ったことはないでしょうか。私自身、20代の頃に会社で同じようなことを言われて、ピンとこなかった覚えがあります。しかしこの「経営者目線を持つこと」は会社のためだけではなく、あなた自身の将来に直接関わってくるものでもあります。社長や上司のいう「経営者目線」とは何か、また、経営者目線を持つことにどんなメリットがあるかをご紹介します。

社員は自分が市場原理の一部であることを知らない

社長やマネージャが社員と接していると、仕事に対する意識の違いに戸惑うことがあるかと思います。指導をする中で社員から、「社長や上司はもっと努力しろ、成長しろというけど、給与分はちゃんと働いているのに、なんでそんなに言うのか」のようなことを言われて唖然としたことはないでしょうか。こういった社員の意識を変えるには、どういうアプローチが必要なのか?を今回はお話したいと思います。

そもそもやらないという選択肢はない

特に大きなプロジェクトを始める際に、「ほんとにうまくいくんでしょうか?」と不安を感じる社員がいます。私は、「言われた通りにやれば成功するなんて姿勢でやってたら必ず失敗しますからやめたほうがいいですよ。もちろんそうならないように全力で支援しますが、どんな方法であれ、これを成功させるのはあなた自身で、自分が成功させるんだ!という姿勢で臨まなければ、どんなことをしても無駄だと思います。」と伝えるようにしています。

社員を事業脳に洗脳せよ!

経営者の多くは、できれば社員が勝手に成長してどんどん問題を解決してくれる自走型になってほしいと常々願っていますが、現実にはなかなかそうはなりません。まして資金力やブランド力に乏しいアーリーステージのベンチャーや中小企業ですと、自走できる優秀な社員を獲得するのはかなり難しいのが実情です。なので、自走できない社員たちをうまく使ってどうにかうまく事業推進をしていかねばなりません。

上に立つ人は立派であるべきという幻想その2

「会社は社員を守る責任がある」というのは実は恐ろしくズレた考えだ。なぜなら社員はプロとして会社に雇われているのだから、たとえ新卒であっても「社員は会社を守る責任がある」が本来の自然な考え方だ。社長と社員は親子ではない。大人対大人だ。社員は成人した責任ある大人として会社に雇用されている・・・今回は年初の記事から引き続き、【上に立つ人は立派であるべきという幻想】についてお話しします。

『社員プロ化計画』始動!!

「社長も社員もWINWINな会社」言葉にしたらこんなにもシンプルなことが、なぜこんなにも実現できていないのでしょうか?それは、社員が「完璧な制度やルールは存在しない」というたったひとつの真実を知らないからなのです。社員が「自立したプロ意識」を持つために必要なこと、それは「知らないこと」を「知ってもらうこと」から始まります。