お客様インタビュー
株式会社AMBITION(アンビション)様
生産性のある会議を実現。
未来から逆算して、やるべきことを明確にできるようになった。
株式会社AMBITION 代表取締役 清水剛様(右) 取締役/プロパティマネジメント部長 鈴木匠様(左)
株式会社AMBITION様の事業内容や規模、ビジョンについて
- まずは株式会社AMBITION様の事業内容と会社の規模を教えて下さい。
- 鈴木部長
株式会社AMBITIONはグループ全体で、アンビション、ルームピア、バロウ、ベリタスインベストメント、ホープ小額短期保険、アンビションベトナムの6社があり、社員は総勢230名おります。
不動産賃貸業、不動産賃貸仲介業、不動産売買業、投資用不動産販売業、
小額短期保険業、BPO事業、デベロップメント事業を展開しており、
お陰さまでここ数年で急拡大しました。
- 現在の御社のビジョンをお聞かせてください。
- 清水社長
弊社のビジョンを一言で表すなら「不動産×IT」です。不動産だけでなく、「住まい」という大きなキーワードの中で、そこに住む人が住みよい生活インフラを実現していくことを考えています。
IOT製品を部屋に入れたり、AIを使ってお問い合わせに対応するなど、どんどん業務を進化させていって、住んでいる方にとって住まいをよりよいものにしていきます。将来的には、すでにある部屋を貸すだけではなく、部屋をプロデュースしていくといったようなことも考えています。
鈴木部長
一般的な不動産会社は売買なら売買、賃貸なら賃貸でビジネスドメインが
完全に分かれています。弊社の「Life Time Value戦略」では、地方にお住まいの方が都内に出てきたら地方にある家は賃貸で貸したり、結婚した際や不動産投資に興味が出てきた際には不動産を購入していただく、ご子息や娘さんが都内に出てきたらその住まいを賃貸を借りるなど、お客様の人生に関わっていくことを大切にしています。
思いとは裏腹に、やるべきことの整理ができていなかった
- びりかんが関わらせていただく前の、御社の課題はどんなものでしたか?
- 鈴木部長
「不動産×IT」という構想はあったのですが、その思いとは裏腹に、やるべきことが見えていなかったり、業務整理ができていませんでした。会社全体は成長しているし、社員は精一杯頑張ってくれている。しかし一方で伸び悩んでいるような感覚もあり、課題がどこにあるかも分からなければ、原因もよく分からない。状況を打開するのに、何をすれば良いのかよく分かっていない状態でした。
お願いする範囲はどんどん広がっています
- びりかんへの依頼のきっかけは何だったのでしょうか?
- 清水社長
ITに弱かった弊社が「不動産×IT」を進めるためにCTO代行ができる人を
探している中で、知人に信國さんを紹介してもらいました。その知人の会社で成果を出した方なので信頼して依頼できました。始めはHPやIOT、IT人材採用の分野をお願いしましたが、お願いする範囲はどんどん広がっています。
未来から逆算して、やるべきことを明確にできるようになった
- びりかん導入後のここ半年ほどで、社内ではどんな変化や進化、
改善がみられましたか?
- 鈴木部長
チームごとに役職者が会議をできるようになった点が大きく変わりました。会議の中で業務を整理し、3ヶ月後、5年後、10年後の未来から逆算して、いまやるべきことを明確にすることができました。タスク管理もスムーズに回るようになり、タスクの優先順位もつけられるようになりましたし、何より全体的に社員の意識が向上したのは大きいですね。
PDCAの回し方や課題の改善の仕方が社員に浸透し、目の前の課題だけでなく、「何ヶ月後の未来がこうだからいまやることはこれです」、というように、社員が中期的なゴールイメージから逆算した検討・発言をできるようになりました。
ー何を頑張ればいいのか分かっていなかったのが、何をすべきか分かるようになった
弊社の社員のいいところはとにかく頑張ってくれるところなのですが、昔はそれしかありませんでした。発言も「がんばります!」「なんとかします!」「やります!」だけだったのが、今はそのワードは禁止にしコミュニケーションが取れるようになっています。そのくらい、社内のコミュニケーションが変わりました。
頑張ることが必要なのはわかっているけど、何を頑張ればいいのかは分かっていない状態だったのが、今は自分でも何をすべきか分かるようになってきています。社員と会話が通じるようになったと感じます。
ー社員に答えを言わないことで、社員が自分の考えを持つように
信國さんからはいつも、社員に答えを言わないでと言われています。
「どうするの?」「いつまでに?」と質問するようにしてと教わり、その通りにしたら、社員が考えるようになってきました。以前は「どうしたらいいですかね?」と聞かれて、答えを渡してしまっていたので、その通りやってはくれますが、社員自身でそれ以上のことを考えてくれることはありませんでした。今は社員が自分の考えを持って会話するようになっています。
事業コンサルの中で社内のコミュニケーションの改善が同時に進み、会議の場でみんなの前で「答えを言わないで」と言ってくれています。役職者が答えを言いそうになったり、言ってしまうことはまだありますが、みんなが自分の意思で仕事をするようになり、仕事の範囲が増え、成長実感があり、モチベーションも向上しています。
レクチャーだけではなく、デモンストレーションしてくれるので腑に落ちます
- びりかんが支援させていただいている中で、こういう関わり方がよかったと思うエピソードなどはありますか?
-
鈴木部長
課題解決の基本的なやりかたを教われたのが良かったです。レクチャーだけではなく、その場でデモンストレーションしてくれるので腑に落ちますし、社員としてもわかりやすいのではないでしょうか。全会議室にモニターを設置し、会議内容が可視化できるようになったのも、信國さんが入ってから変わったことです。
清水社長
売上を含めて目に見えて会社がよくなってきています。採用もきっちり計画を立てて、どんぶり勘定ではなくできています。信國さんが入るとごちゃごちゃしていたものが整理されてくるという感じが全体的にもしています。
元々自分が会議が嫌いだったこともあり、弊社には会議をする文化がありませんでした。信國さんは生産性のある会議をしてくれるのがとてもいいです。ひとつの目標を遂行するための会議、それが遂行できないならどうするのか、白黒つける会議をしてくれるので、効果のある会議ができています。
成長企業にびりかんはお勧めです
- びりかんはどんな会社・企業に向いていると思われますか。
-
清水社長
実際に他社にも紹介しているのですが、成長企業にびりかんさんはお勧めです。果敢に新しい事業に挑戦しようとしている企業や、CTOであったり、幹部であったり、交通整理をする人材がいない企業にはぴったりだと思います。
鈴木部長
体育会系な会社や営業会社に絶対的に向いていると思います。営業こそ命の会社、ベンチャースピリットのある会社、これから延ばしていきたい会社が合います。弊社は成長してきて、業務整理がしたい時期だったのがよかった。
人は増えているけど利益率が下がってきたとか、いままでのやり方じゃダメじゃない?と気づいたタイミングがぴったりなのではないでしょうか。
今後のびりかんに期待することは?
- 今後のびりかんに期待することを教えてください。
-
清水社長
今後の成長力の推進力となるプロジェクトがたくさんあるので、それらを具現化できる会議を後押しして欲しいですね。
鈴木部長
弊社がリーディングカンパニーとなれるよう、業務整理をお願いしたいです。また、社員が仕事を通じて、仕事の意味合いを知り、目標を明確に掲げてPDCAを回せることによって仕事が楽しくなると思います。そのきっかけを若い社員に浸透させてくれたらありがたいです。すでにそうなってきていますので、全社に浸透させていってください。
同じような悩みや課題感を持った方に向けてのメッセージ
- では最後に、御社と同じような悩みや課題感を持った会社の社長さんや役員の方に向けてのメッセージをお願いします。
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鈴木部長
成長痛を感じている方は沢山いらっしゃると思います。成長著しくなったときに、課題がどこにあるかわからない、原因がどこにあるかもわからない、社員は精一杯頑張っている、でも伸び悩んでいる、というときにびりかんさんはお勧めです!
- ありがとうございました!お聞かせいただいたビジョンやびりかんに期待することを実現できるよう、信國ともどもびりかん一同頑張ります!