景気の低迷や競争激化・長時間労働化などの影響により、近年このような悩みを持つ会社は年々増え続けているようです。
これまで経営者が大切にしてきた視点として「経営は数字」「挑戦やスピード重視」などがありますが、そろそろそれだけの視点では経営が難しくなっている時代と言えるかもしれません。
経営者は「仕事というのはつらいものだ」と考えている人が少なくありませんが、圧倒的に強い志や使命感、責任感を持っているため、どんなにつらくても頑張り続けられているように思います。
でも、このままですと、経営に携わるあなたはずっと苦しみながら働き続けることになりそうです。
「どうすればもっと組織が活性化・効率化し、経営者が楽しくやりがいを感じられる経営スタイルを創れるか?」
私はそんな悩みを抱えている企業に対し、経営者と社員が楽しく、幸せに働ける方法をめざしていろいろな会社のサポートを行ってきました。
10名程度の小規模の会社や、東証一部上場企業の部問単位で行ったサポートのスタイルは全く異なりますが、組織活性化・効率化に成功した事例にはいくつかの共通している要素があります。
今回の相談会ではクライアント企業に実施してめざましい効果があった仕組みやノウハウなどを無料で公開していきます。
この相談会がきっかけとなり、より多くの経営者がノウハウの学びや新しい気づきを得て会社運営に生かし、より多くの会社で幸せに働く経営者や管理職や一般社員が増えることを心の底から願っています。
参考までに私自身がこれまで組織コンサルタントとして支援してきた企業の実績を一部ご紹介しておきます。各社とも組織創りを通してビジョンや理念などが共有され、徐々に社内に頼れるマネージャが増えていった結果、それに伴って業績が伸びています。
【ご支援前(2013年頃)】
約50名の開発部に次期部長層が育っておらず、課長層も連日の残業で疲弊しきっており、部下の育成、新製品開発などにとても手がつけられない状態。開発担当役員が、みずから全国の拠点を飛び回って問題の解決や指示を行っている状態。
【ご支援後】
次世代の業務基盤のあり方や、プロフェッショナル集団をめざすことによって自身のあり方を探求する意識の向上が図られて、各拠点や一般社員を巻き込んだ組織改善活動を主体的に開始。
課長層が効率的な問題解決の手法、目標の立て方、管理の仕方などを手に入れて、やればできるという自己肯定感、自己有能感の向上が見られ、次期部長層の候補者も4名に増加。開発担当役員の雑務が激減し、将来のビジョン、計画造りに専念できる状態が実現。
【ご支援前(2012年頃)】
業界の構造的不況により売上が激減して社内の雰囲気が悪化。部門長や社員同士が対立を始め、生産性低下、製造クレームの激増、退職者の増加などで経営者が頭を抱えている状態。
【ご支援後】
経営層へのエグゼクティブコーチング、部門長同士の関係性改善、部門横断的な相互理解の深化をはかり、社内の関係の質が改善。一般社員が自主的に部問内・部門間の問題解決に立ち上がり、現在は95個も出てきた改善プランに順次取り組みを始め、それを管理職が全力でサポートする構造ができ、経営者が経営に楽しさを感じ始めている。
【ご支援前(2014年頃)】
部門長のマネージメント能力が不足しており、毎月退職者が発生する中で、社員のコンプライアンス違反も相次ぎ発覚。経営者がほぼ一人で営業をしている状態で、売上は過去5年ほど横ばい状態。
【ご支援後】
経営層へのエグゼクティブコーチングの実施でビジョン共有が深まり、社内のno.2が経営への覚悟と共感を強め、率先して組織改善に取り組むようになった。部門長のマネージメント能力、及び人間力向上を集中的に支援しし、コンプライアンス違反を許さない雰囲気が構築された。売上目標金額は上期の内に達成が確定し、下期は組織造りに専念する余裕ができた。
【ご支援前(2014年頃)】
売上は堅調なものの、営業部門(約120名)の全国8カ所の支店で若手の退職者が相次いでいた。組織のムードも沈滞化しており、営業担当役員が支店長に「社員育成」の檄を飛ばすも、効果が無い状態が続いていた。
【ご支援後】
支店長達が「一番大切なのは自分自身の成長である」との気づきを得て、積極的に部下育成の取り組みを開始。選抜された若手メンバーも人間力の大切さを学び、お客さまの気持ちを深く理解する活動を主体的に開始。また支店長と若手メンバーが協力しあって、支店全体の関係の質の向上にも取り組んでいる。
1957年、神戸市生まれ。マリストブラザーズ国際学校卒。
海洋環境計測システム、カルテ搬送ロボット、特殊環境作業ロボット、コンビニ向けLED照明システムなど100件を超える製品開発プロジェクトのマネージャを経験。特許17件、実用 新案1件を保有し、新しいことを考えるのが大好き。
大手物流保管システムメーカーで開発部長、SE事業部長を15年ほど勤め、ものづくりの現場や企業で起きていることを熟知。トータルで30年にわたるものづくり経験の中でいったん請け負ったプロジェクト は、完了するまで一度も投げ出したことがないのが自慢。
だが、プロジェクトの中にはうまくいくものもあれば、同じように情熱を注いでもうまくいかないことがあるのに悩まされていた。解決策を探しているときにコーチングの問題解決能力に心を動かされ、自身がコーチになってものづくり企業の問題解決を応援しようと独立を決意。
現在は社員数30名のソフト開発会社から、6000名の東証一部上場企業など、主にものづくり企業の変革の支援に従事。支援した企業の離職率の低下、組織力・業績の向上、顧客満足度の向上、労働生産性の向上などを実現している。その他に、大手企業において人間力向上のための管理職研修などの講師も担当している。
自分のビジョンを実現しながら、クライアントのビジョン実現を支援し、笑顔で仕事ができる人を増やすことを志としている。
日時 | 2015年6月8日(月)13:30~16:00(13:15~開場) ※相談会後、希望者には個別相談を受け付けます。 |
---|---|
定員 | 限定10名 |
参加費 | 無料 |
対象者 | 経営者、経営幹部、管理職、人事部門担当者、その他組織創りに興味のある方 |
場所 | 新大阪丸ビル別館 5-4号室 大阪市東淀川区東中島1-18-22 JR新大阪駅東口より 徒歩2分 地下鉄御堂筋線新大阪駅5、6番出口より 徒歩8分 http://marubiru-bekkan.com/access.php |