お客様の声-ウィングス法務事務所様(神奈川県川崎市)

NPO法人の設立・維持のサポートを専門に手がける「ウィングス法務事務所」の行政書士、戸澤強志氏(写真中央)と加藤敬子氏(写真左)のお二人に、びりかんの「マーケティング活動代行サービス」の導入効果をうかがいました。(写真右はびりかんマーケティングアシスタント 石丸弘)

(行政書士 ウィングス法務事務所について)

神奈川県川崎市で、NPO法人の設立・維持のサポートを専門に手がける行政書士事務所。2010年設立。所属行政書士2名。(2011年7月現在)

 

もくじ
  1. "先が読める"事務所経営が可能になった
  2. びりかんが制作したホームページの威力を実感した瞬間
  3. 申請窓口の担当者からも「NPO法人設立の専門家」として認知される存在に
  4. プロモーションに役立つあらゆる活動に、サポートがある
  5. 「マーケティング活動代行サービス」を導入した経緯
  6. サービス内容や事務所の強みを、ていねいにヒアリングしてくれた
  7. 利用してわかった「マーケティング活動代行サービス」のメリット
  8. 士業・専門職の方へのアドバイス
  9. 今後の抱負とびりかんへの期待

 

"先が読める"事務所経営が可能になった

― 行政書士 ウィングス法務事務所では、びりかんの「マーケティング活動代行サービス」を、どのように利用していますか。

  

「事務所を回していくのに必要十分な件数の依頼が、ほぼ自動的に舞い込む状況です」(戸澤氏)

当事務所では、広告・宣伝に関わるすべての活動を、びりかんさんに代行してもらっています。広告・宣伝活動をびりかんさんが代行してくれているおかげで、私達2人の行政書士事務所を回していくのに必要十分な件数の依頼が、ほぼ自動的に舞い込む状況です。

 

― たとえばどのような広告・宣伝活動を、びりかんに依頼していますか。

まず、インターネット上でのリスティング広告の出稿と管理を、びりかんさんに代行してもらっています。

 

― リスティング広告とは、どのような広告ですか。

リスティング広告とは、Yahoo!やGoogleなどの、検索結果画面に表示される広告です。

 

たとえば、「NPO法人の設立方法を知りたい」と思った方が、Googleで「NPO 設立」で検索すると、検索結果画面のトップに、当事務所の広告が表示されます。これが、リスティング広告の例です。

 

ウィングス法務事務所が出稿しているリスティング広告の例

 

「NPO 設立」というキーワードで検索する方は、ほとんどが、NPO法人を設立しようとしている方です。ですから、「NPO 設立」の検索結果画面に表示される広告をクリックしていただき、当事務所のホームページをご覧いただければ、当事務所のサービスを、高い確率で利用していただけます。

 

"NPO法人の設立・維持のサポート"という、ニッチなサービスを提供している私達にとって、リスティング広告は、最も効率のよい広告手段なのです。

 

― びりかんにリスティング広告の出稿と管理を依頼して、どのようなメリットがありましたか。

  

「行政書士としての本来の業務に専念できるというのは、計り知れないメリットです」(加藤氏)

リスティング広告経由で、当事務所のホームページに、毎日コンスタントにアクセスが来るようになりました。

 

単にアクセス数が増えたのではありません。ホームページにアクセスしていただいた方のうち、一定の割合の方は、ほぼ確実に、当事務所のお客様になってくださいます。当事務所を利用してくださる可能性が、できるだけ高い方にクリックしていただけるように、びりかんさんが、リスティング広告を工夫してくれているからです。

 

おかげで、毎月どれぐらいのご利用申込みがあるかが、ホームページへのアクセス数などから、かなりの精度で予測できるようになりました。"先が読める"事務所経営が可能になったのです。

 

リスティング広告の出稿を自分達でやったら、ここまで良質でコンスタントなアクセスは、確保できないと思います。リスティング広告を上位表示させるノウハウは、私達にはありません。お客様になっていただける可能性が高い方に「クリックしてみよう」と思っていただける広告文も、私達には書けません。リスティング広告の出稿や管理に時間を取られて、肝心の行政書士業務が疎かになれば、本末転倒です

 

びりかんさんに任せておけば、ホームページ経由でコンスタントに依頼が来るという状況は、行政書士としての本来の業務に専念したい私達にとって、計り知れないメリットです。

 

びりかんが制作したホームページの威力を実感した瞬間

― 他にはどのような広告・宣伝活動を、びりかんに依頼しましたか。

びりかんが制作したホームページ  

ホームページの制作と管理も、びりかんさんに依頼しました。

 

リスティング広告でいくら良質なアクセスを確保しても、ホームページの質が悪ければ、お問い合わせをいただくことさえできません。これでは、リスティング広告をクリックしていただくほど、赤字になってしまいます。

 

びりかんさんは、「当事務所が提供できる価値」と「当事務所をご利用いただく方法」が、一瞬で伝わるホームページを作ってくれました。おかげで、リスティング広告からホームページを訪れた方は、かなりの確率で、当事務所のお客様になってくださいます。このため、リスティング広告の収支が赤字になる心配が、まったくと言っていいほどありません。

 

びりかんさんが作ってくれたホームページの威力は、ホームページを公開した直後から実感しました。

 

― びりかんが作ったホームページの威力を、どのように実感しましたか。

びりかんさんの「マーケティング活動代行サービス」を導入する前、私達は、自分達で作ったホームページを公開していました。

 

びりかんさんの「マーケティング活動代行サービス」を導入した時、試しに1ヶ月ほど、この自作のホームページをリンク先にして、リスティング広告を出稿してもらいました。結果は、1ヶ月で問い合わせが1件あっただけでした。その問い合わせも、まったく依頼にはつながらない内容のものでした。

 

びりかんさんが制作したホームページが完成した時、リスティング広告の内容はまったく変えないままで、広告のリンク先を、自作のホームページからびりかん制作のホームページに切り替えてもらいました。すると、1週間も経たないうちに問い合わせが舞い込み始め、ホームページ公開後1ヶ月も経たないうちに、最初の依頼が成約しました。

  

「NPO法人設立と支援に強い行政書士」として加藤氏が紹介された読売新聞グループのWebサイト「マイベストプロ神奈川」

びりかんさんの実力を、まざまざと実感した瞬間でした。

 

それだけではありません。

ホームページを公開して間もなく、読売新聞東京本社広告局から、「神奈川県内で活躍する専門家を紹介するWebサイトを立ち上げるので、おたくの事務所を取り上げさせて欲しい」という依頼がありました。取材に来た担当者の方に、取材先をどのように選んでいるのか聞くと、最初の選別は、ホームページを見て行っているとのことでした。

 

びりかんさんに制作してもらったホームページが、当事務所の専門性や信頼性をきちんと伝えてくれるものだったからこそ、そのような大手メディアからも紹介されることになったのです。

 

読売新聞グループのWebサイトで紹介されたことで、当事務所にNPO法人の設立サポートを依頼される方は、さらに増えました。

 

 

申請窓口の担当者からも「NPO法人設立の専門家」として認知される存在に

― 他に、びりかんから提供されたサービスはありますか。

はい。"NPO法人の設立・維持のサポート"というサービスを立ち上げる過程でも、びりかんさんから、多くの貴重なアドバイスをもらいました。

 

"NPO法人の設立・維持のサポートを専門にする"というアイディア自体は、以前から私達が温めていたものです。私達自身が、NPO法人の理事を務めるなどの経験を通じて、優れたNPO法人を設立することの社会的意義を実感していました。

 

また、行政書士としてNPO法人の設立に携わった際、NPO法人の設立を希望している方は大勢いらっしゃるにもかかわらず、そうした方々へのサポートを提供できている行政書士が、ほとんどいないことを知りました。社会的意義の点でも、需用の点でも、当事務所の専門サービスとするのに、申し分ありませんでした。

 

ただ、一つ問題がありました。

 

― どのような問題ですか。

NPO法人を設立しようとしている方々に、当事務所の存在をどうやって知ってもらえればいいのかが、わからなかったことです。インターネットを使えばいいということは、直感でわかりました。しかし、具体的にどうインターネットを使えばいいのかは、私達にはわかりませんでした。

 

びりかんさんにはじめて相談した時、まずこの点を質問したところ、"NPO法人の設立を希望している方々に、インターネットで当事務所の存在を知ってもらう方法"を、詳しくアドバイスしてくれました。さらに、関連キーワードの検索件数などを調査した上で、このサービスが有望であることを、数値的根拠に基づいて教えてくれました。それで私達も、"NPO法人の設立・維持のサポートを専門にする"というアイディアの実現に、自信を持って乗り出すことができました。

 

サービス内容を詰めていく段階でも、びりかんさんから、様々なアドバイスがありました。

 

― "NPO法人の設立・維持のサポート"の内容を詰めていく段階では、びりかんから、どのようなアドバイスがありましたか。

  

「多くの案件をこなせたおかげで、NPO法人の設立に関しては、どこよりも的確なアドバイスができるようになりました」(戸澤氏)

まず、「神奈川のNPO法人設立サポート」というふうに、地域を限定した方がよいとアドバイスされました。このアドバイスに従って、正解でした。

 

地域を神奈川県に限定したことで、「神奈川県でNPO法人設立をサポートしてもらうなら、ウィングス法務事務所」と、多くの方から認知していただけました。その結果、神奈川県内からの依頼が、次々に舞い込みました。神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市のNPO法人設立申請窓口に、毎月のように出かけることになり、担当職員の方からも、「NPO法人設立を専門にしている行政書士」として認知されるようになりました。

 

結果として、担当職員の方から、NPO法人設立の申請に必要な情報を詳しく教えていただけるようになり、ノウハウが急速に蓄積しました。ノウハウが蓄積されたことで、NPO法人設立に関しては、どの行政書士事務所よりも的確なアドバイスを提供できるようになりました。NPO法人設立について、どこよりも的確なアドバイスができるようになったことで、サポートの依頼が、ますます増えました。

 

― 他にはいかがでしょう。

価格の異なる三つのコースを用意したのも、びりかんさんのアドバイスによるものです。複数のコースを用意した方がいいとは思っていましたが、具体的にコースの数、価格、名前をどうするかについては、やはり専門家のアドバイスに従って正解だったと思います。

 

びりかんのアドバイスで設定された三つのサービスパック

 

プロモーションに役立つあらゆる活動に、サポートがある

― "NPO法人の設立・維持のサポート"が軌道に乗った後は、どのようなサポートがありましたか。

びりかんさんは、当事務所のプロモーションに役立つことであれば、基本的にどんなことについても、サポートやアドバイスを提供してくれます。

 

たとえば最近、過去にご利用いただいたお客様や、メールで問い合わせをいただいた方を対象に、メルマガを発行することが決まりました。このメルマガも、びりかんさんの助言によるものです。びりかんさんは、このメルマガの添削も引き受けてくれています。

 

私(戸澤氏)がセミナーを開催したときも、当事務所の宣伝活動の一環ということで、びりかんさんのスタッフの方が手伝ってくれました。毎月のミーティングでは、当事務所をプロモーションしていくための様々なアイディアが話し合われ、実行に移されています。

 

「マーケティング活動代行サービス」を導入した経緯

― びりかんの「マーケティング活動代行サービス」を導入した経緯を教えてください。

びりかんさんの「マーケティング活動代行サービス」を導入する前は、私達二人とも、広告・宣伝活動を一切していませんでした。紹介される案件だけで、ほぼ手一杯の状況だったからです。

 

ただ紹介というのは、いつ来るかわからないものです。一般企業で言うマーケティング活動を行うことで、もっと"先が読める"形で事務所を経営していきたいという思いは、ずっと持っていました。また、今後司法試験が易しくなり、"弁護士余り"の状況になれば、行政書士業務に進出してくる弁護士が増えることも予想されます。"選ばれる行政書士"にならなければ生き残れないという、危機感のようなものも感じていました。加えて、NPO法人の設立・維持サポートのサービスを立ち上げるにあたり、インターネットでの集客を行ってくれるパートナーを探してもいました。

 

こうした広い意味でのマーケティング活動を、総合的にサポートしてくれる会社を探していた時、びりかんさんの「マーケティング活動代行サービス」の存在を知りました。「無料相談」を申し込むと、びりかんさんの担当者の方3名が訪問してくれました。

 

訪問してくれた担当者の方々に、NPO法人の設立・維持サポートのサービスを立ち上げようとしていることを伝えると、先ほど申し上げたように、このサービスが有望であることを、数値的な根拠を挙げて教えてくれました。NPO法人を設立しようとしている人々に、どうやってこのサービスの存在を知ってもらえばよいか相談したところ、インターネットを使った集客方法を具体的に教えてくれました。

 

「マーケティング活動代行サービス」でどのようなサポートを受けられるのか聞くと、私達が必要としているサポートを、すべて提供してくれるサービスであることがわかりました。費用などの条件も、納得が行くものでした。

 

そこで、2010年6月、びりかんさんの「マーケティング活動代行サービス」の導入を決めました。

「『こんなことまで頼んでいいのかしら‥‥』ということまで、びりかんさんは引き受けてくれます」(加藤氏)

「うちは、『クライアントのお役に立てることは何でもやる』というスタンスでやってますから」(びりかん石丸)

 

サービス内容や事務所の強みを、ていねいにヒアリングしてくれた

― びりかんの「マーケティング活動代行サービス」を導入後、作業はどのように進みましたか。

イラスト入りでわかりやすく解説された「損をしないNPO設立のポイント」

まず、びりかんさんの担当者の方が、私達が立ち上げようとしているサービスの内容や、私達の強みを、ていねいにヒアリングしてくれました。その上で、先ほど申し上げたように、まず神奈川県に限定してサービスを開始した方がよいことや、コースの設定などについて、具体的なアドバイスをくれました。

 

びりかんさんのアドバイスでサービスの方向性や内容が定まったところで、ホームページの制作に入りました。併せて、リスティング広告のテスト運用も開始してもらいました。

 

ホームページのコンテンツづくりにあたっては、びりかんさんの担当者の方と私達との間で、メールや電話も含めて、数え切れないぐらいのやりとりをしました。私達も、お客様とお話しする時は、わかりやすい表現を常に心がけています。それでもいざ文章を書いてみると、びりかんさんの担当者の方から「ここはわかりにくいです」「ここは意味がわかりません」と、頻繁に指摘されました。びりかんさんのサポートがなかったら、あそこまでわかりやすいコンテンツはできませんでした。

 

「お客様インタビュー」は、びりかんさんにインタビュー会社を手配してもらって制作しました。びりかんさんの担当者の方から「ここはしっかりお金をかけるべきところです」とアドバイスされた通り、「お客様インタビュー」は、ホームページの中で最も読まれるコンテンツになりました。お客様にうかがうと、「お客様インタビューを読んでお願いすることに決めました」という方がとても多いです。

 

お問い合わせをいただくためのフリーダイヤル番号も、びりかんさんのアドバイスで取得しました。通話料無料の電話番号がホームページの一番上に掲載されていることが、お問い合わせのしやすさに、かなり貢献しているのではないかと思います。ホームページを立ち上げた頃は、電話よりもメールフォームからのお問い合わせの方が多かったのですが、最近は、電話でのお問い合わせの方が多くなっています。

 

こうして2010年7月末には新しいホームページが完成し、その後も細かいブラッシュを重ねていただき、現在に至っています。

 

利用してわかった「マーケティング活動代行サービス」のメリット

― 実際に利用したお二人から見て、びりかんの「マーケティング活動代行サービス」は、どのような点が優れていますか。

  


依頼者が必ず読んでいるコンテンツ「お客様インタビュー」

三つあると思います。

第一に、インターネットで実際に集客する力があることです。

 

ホームページを作るだけの会社、リスティング広告を代行するだけの会社、SEO対策をするだけの会社などは、他にもたくさんあると思います。しかし、「ホームページにアクセスを集めるリスティング広告運用」と、「集めたアクセスを申し込みにつなげるホームページづくり」の両方ができる会社は、他になかなかないと思います。

 

第二に、数値的な根拠のあるアドバイスをくれることです。

NPO法人の設立支援サービスが有望かどうかを相談した時も、神奈川だけでなく東京、千葉、埼玉にもサービスを拡大していくことを相談した時も、びりかんさんは、数値的な根拠を挙げて回答してくれました。相談した時にきちんと根拠のあるアドバイスをくれるのは、とても頼もしいです。

 

第三に、マーケティングに関するすべての活動をお任せできることです。

何か相談した時、びりかんさんの担当者の方は、「それは私達の仕事ではないので‥‥」という態度を取りません。どうすれば私達の役に立てるかを、一生懸命考えてくださいます。マーケティングに関する活動のすべてをお任せできるので、私達も行政書士としての業務に安心して専念できます。

 

士業・専門職の方へのアドバイス

― 「マーケティング活動代行サービス」の利用を検討している士業・専門職の方に、何かアドバイスがあればお願いします。

行政書士として、多くの会社やNPO法人を見てきて、感じることがあります。成功している経営者の方は、専門家に任せるべきことは専門家に任せて、自分本来の仕事に時間とエネルギーを集中して、成果を上げています。

 

マーケティングも、同じではないでしょうか。私達のような士業・専門職の人間も、集客は集客の専門家に任せて、自分本来の業務に時間とエネルギーを注ぐ方が、何倍も世の中のためになる仕事ができるように思います。

 

今後の抱負とびりかんへの期待

― 今後の抱負と、びりかんへの期待があればお聞かせください。

「今後もよろしくお願いします」(加藤氏)

NPO法人の設立・維持サポートについては、既に東京向けのホームページも立ち上げ、今後は千葉、埼玉にもエリアを拡大していきます。NPO法人だけでなく、一般社団の設立・維持のお手伝いもしていきたいと考えています。

 

びりかんさんには、引き続きマーケティング面でのサポートをよろしくお願いします。

 

 

ウィングス法務事務所 戸澤様、加藤様、

本日はお忙しい中、

貴重なお話をありがとうございました。


※ ウィングス法務事務所のホームページ

※ 取材日時 2011年7月

 

お客様の声-株式会社トゥエンティ様(茨城県つくば市)

 

Web上でオリジナルプリントTシャツ制作販売事業や“痛車ステッカー”制作販売事業を手がける株式会社トゥエンティの代表取締役 大塚甚市郎氏(写真左)に、びりかんの「マーケティング活動代行サービス」の導入効果をうかがいました。(写真右はびりかんマーケティングアシスタント 石丸弘)

 

(株式会社トゥエンティについて)


トゥエンティ本社オフィス

茨城県つくば市で店舗プロモーションアイテム(ロゴ、看板、広告、パンフレット、ユニフォーム等)の企画・デザイン・制作を行う。2004年創業、2008年法人化。2007年にはオリジナルプリントTシャツ制作販売、2010年には“痛車ステッカー”制作販売にも進出。従業員10名。(2011年9月現在)

 

もくじ

  1. 「マーケティング活動代行サービス」を導入した成果
  2. ネット事業に進出したきっかけ
  3. びりかんに依頼した理由
  4. びりかんの「マーケティング活動代行サービス」を評価する3つのポイント
  5. これからネット事業に進出する方へのアドバイス
  6. 今後の抱負とびりかんへの期待

 

「マーケティング活動代行サービス」を導入した成果

― トゥエンティ様では「マーケティング活動代行サービス」をどのように利用していますか。

当社では、ネット事業の集客をびりかんさんに代行してもらっています。

 

― トゥエンティ様は、どのようなネット事業を行っていますか。

オリジナルプリントTシャツの制作販売と、“痛車ステッカー”の制作販売を行っています。

オリジナルプリントTシャツの制作販売は、当社が以前から実店舗で行っていた事業です。

“痛車ステッカー”制作販売は、びりかんさんの提案で新たに始めた事業です。

 

“痛車ステッカー”制作販売のホームページ(左)。

“痛車”とは、アニメなどのキャラクターを車体に大きく貼り付けた車のこと。


“痛車”の例

「痛車ステッカー製作専門店」では、顧客から受け取った原稿を、乗用車にも貼りやすいように工夫されたステッカー素材にプリントして納品している。


ステッカー印刷機

 

オリジナルプリントTシャツ制作販売のホームページ(左)。

顧客から受け取ったデザイン原稿を、Tシャツ・ポロシャツ・パーカーなどにプリントして納品している。

一般的なTシャツ制作業者の最低受注数は30枚〜100枚だが、トゥエンティのサイトでは、Tシャツ1枚から制作を引き受ける。


実店舗「茨城Tシャツ土浦店」


Tシャツのプリントも自社工場で行う

 

― どのような集客活動をびりかんに代行させていますか。

びりかんさんには、次の活動を代行してもらってます。

・ホームページの、企画・制作・管理

・検索エンジン広告(リスティング広告)の、企画・出稿・管理

 

― びりかんに集客を代行させて、どのような効果がありましたか。

“痛車ステッカー”の制作販売は、ホームページを公開して1週間ほどで問い合わせが来始め、半年後には毎月100件前後の注文が来るようになりました。1件平均数万円のご注文をいただくので、月商数百万円になります。検索エンジン広告のクリック単価と、広告1クリックあたりの平均粗利をびりかんさんがコントロールしてくれているので、検索エンジン広告で発生した費用があとできちんと利益として返って来る状況です。この事業は、当社の収益の柱の一つになりました

 

オリジナルプリントTシャツの制作販売も、ホームページを公開して1ヶ月目から約50万円の売上がありました。以前はほぼ地元のお客様にしかご利用いただけなかったのが、今ではネットを通じて全国から注文が来るようになりました。

 

ネット事業に進出したきっかけ

― トゥエンティ様は、どのようなきっかけでネット事業に進出したのですか。


「“口コミ基盤”がない地域にも事業を広げるため、ネットへの進出を決めました」(大塚社長)

当社がネット事業に進出したのは、ある実店舗事業で、壁にぶつかったことがきっかけでした。

 

― どのような壁にぶつかったのですか。

オリジナルTシャツ制作販売の実店舗「茨城Tシャツ」を、地元以外の地域で黒字化できないという壁です。

当社はもともと、店舗のロゴ、看板、広告などの企画・デザイン・制作を手がけてきた会社です。お店が新規オープンする時、「名刺」、「看板」、「チラシ」、「ユニフォーム」の4つをまとめて注文いただくことが多かったので、「ユニフォーム」の部分だけ独立させても収益になると考え、この事業を立ち上げました。

 

茨城県土浦市に出店した1号店は、オープン直後から、好調な業績を上げ始めました。この1号店の成功に勇気づけられ、やがては全国に出店する足掛かりとして、茨城県水戸市に2号店をオープンしました。しかし残念ながら2号店では、経費を上回る売上が得られませんでした。

今振り返ると、1号店が成功したのは、土浦が僕の地元だったおかげも大きかったんだと思います。小さな町で知り合いも多かったので、「ユニフォームを作りたいんだけど、どこに頼めばいい?」となった時、「それならあそこで作ってくれるよ」って紹介してもらえる“口コミ基盤”が、既に出来ていました。水戸では地元のフリーペーパーに広告を出したり、いろいろな店に広告を置かせてもらったり、駅前でビラをまいたりしましたが、そうした宣伝方法では、“口コミ基盤がゼロ”という壁を打ち破れませんでした。

 

どうすれば“口コミ基盤”がない地域にも、オリジナルプリントTシャツ事業を広げられるか?と考えて、「ネットで売る」という結論になりました。

 

びりかんに依頼した理由

― ネットでオリジナルプリントTシャツ事業を展開することに決めてから、どのように行動しましたか。

オリジナルプリントTシャツ制作販売のホームページを、自分で作り始めました。

 

― ホームページ制作やネット広告出稿を外注することを考えましたか。

当初、ホームページ制作などを外注することは考えていませんでした。

当社は、店舗の看板やチラシのデザインを長年手がけてきた会社です。自分達が広告宣伝を専門にしていながら、広告宣伝を外注することは考えられませんでした。「俺の考えは間違ってない」という思いもありましたし、「他人は信用できない」という思いもありました。

 

― ホームページ制作やネット広告出稿の外注を考えていなかった大塚さんが、どのようなきっかけでびりかんを知ったのですか。

びりかんさんのことは、茨城県で内装会社を経営している知人の紹介で知りました。その経営者もホームページ制作やネット広告出稿をびりかんさんに依頼して、対応しきれないほど注文が来るようになったとのことでした。「とりあえず話だけでも聞いてみたら?」と勧められて、びりかんさんの担当者に会うだけ会ってみることにしました。その段階ではまだ、「ホームページ制作やネット広告出稿は自社でやる」という僕の意志に変わりはありませんでした。

 

― びりかんの担当者に最初に会った時のことを教えてください。

渋谷にあるびりかんのオフィスを訪問すると、社長の信國さん、マーケティングアシスタントの石丸さん、森川さんが対応してくれました。

僕の方から、当社オリジナルプリントTシャツ事業の状況を説明し、今後ネットで全国に売っていこうとしていることを伝えました。

 

― びりかんからの回答は、どのようなものでしたか。

オリジナルプリントTシャツの制作販売で利益を出すのは難しいので、利益を出しやすい別のネット事業も、並行して立ち上げることを勧められました。

 

― 「オリジナルプリントTシャツの制作販売で利益を出すのは難しい」と回答された時は、どう思いましたか。


「ホームページ制作やネット広告出稿などは、社内でやるつもりでした」(大塚社長)

正直、簡単には承服できませんでした。「Tシャツ1枚から対応」など、他社がやってないことを売りにしていけば、利用していただいた方から口コミが広がって、やがて大口の注文につながっていくという読みがありましたから。「きっといけるはずだ」という、根拠のない自信のようなものもありました。

 

しかし、びりかんのみなさんから「主要キーワードのネット上での検索数」、「検索エンジン広告のクリック単価」、「競合業者の数」、「予想される利益率」といった数値データに基づく説明を受けると、少なくとも短期で利益を出せる事業ではないことは、納得せざるを得ませんでした。

 

― “痛車ステッカーの制作販売”という事業は、どのようにして思いついたのですか。

「Tシャツ以外に、御社で作れるオリジナルグッズはありませんか?」とびりかんのみなさんに尋ねられて、一つ思い出したのが、乗用車を“ラッピングカー”にするサービスでした。

 

“ラッピングカー”とは、広告などを印刷したシートを、車体全体に貼った宣伝車です。一般的には、バスやトラックが使われます。乗用車は曲面が多いので“ラッピングカー”にするのが難しいのですが、お客さんからご要望があったので、ステッカー素材などを工夫して、2007年にこのサービスを提供し始めました。乗用車を“ラッピングカー”にするサービスは、2008年に「茨城県ビジネスモデル奨励賞」を受賞するなど、それなりに注目されたのですが、お店や会社の宣伝目的でのご注文は、それほど多くはいただけませんでした。ただどういうわけか、自分の車にアニメのキャラクターやアイドルの写真を貼りたい個人の方からのご注文は、よくいただいていました。そういった趣味の用途での宣伝は、まったくしていないにもかかわらずです。

 

そのことをびりかんのみなさんに話すと、「ぜひそれをネット事業にしましょう」と強く勧められました。様々な根拠も示してくれました。競合業者は少ない。検索エンジン広告のクリック単価も高騰していない。当社で行うのはステッカーの納品までにして、施工はお客さんにやっていただくようにすれば、コストも抑えられるし、全国を相手にできる。いわゆる“オタク市場”に流れる資金の大きさも、データとして見せられました。予想される検索エンジン広告費と収益の、シュミレーションまで作ってもらいました。それだけの根拠を示されて、僕もこのステッカー事業への参入を決意したのですが、その時はまさかここまで売れるとは予想もしてませんでした。

 

― 「ホームページ制作やネット広告出稿は自社でやる」と決めていた大塚さんが、びりかんの「マーケティング活動代行サービス」を導入した決め手は何でしたか。

ちょうどその頃、僕はアメ車(アメリカ車)が欲しくて、プライベートでいろいろなホームページを見て回っていました。その中に一つ、「アメ車を買うならぜひここで買いたい」と思った輸入代行業者のホームページがありました。びりかんのみなさんと話していて偶然知ったのですが、その輸入代行業者のホームページも、びりかんさんが作ったものだったんです。純粋に1人の消費者として、いくつもホームページを見比べて、「ここで買いたい」と思ったところがびりかんプロデュースだと知った時、「やはりネットでの集客は、びりかんさんに頼むのがベストだ」と確信しました。

 

びりかんの「マーケティング活動代行サービス」を評価する3つのポイント

― 「マーケティング活動代行サービス」導入から1年が経過した今、びりかんのどのような点を評価していますか。


「びりかんさんは、データを根拠にしながら、フィフティ・フィフティの立場で意見をくれます」(大塚社長)
「クライアントには厳しい現実もしっかり見据えていただくというのが、当社のスタンスです」(びりかん石丸)

特に次の3点を評価しています。

 

1つ目は、判断の指針になるデータを提供してくれることです。

ネット事業に参入する時、検索エンジン広告の収益シミュレーションや、市場規模データを提供してくれただけではありません。毎月のミーティングでも、検索エンジン広告のキーワードごとの表示回数やクリック率や費用、ホームページのアクセス数や受注率などのデータを細かく提供してくれます。検索エンジン広告というのは、クリックされるごとに費用が発生するので、ある意味怖いのですが、広告をクリックしてくれた方のうちどれぐらいの割合の方からご注文をいただけて、どのぐらいの利益になるのかがデータとして見えているからこそ、その怖さを引き受けられるんだと思います。広告やホームページや商材の、どこをどう改良すればいいのかという問題を、データに基づいて検討できますし、実行した結果も、データで評価できます。あれがすごくリアルですね。

 

2つ目は、フィフティ・フィフティの立場で意見をくれることです。

ネットでの参入市場を決める時もそうだったのですが、びりかんさんは、単にこちらの要望や指示をそのまま実現しようとするのではなく、当社の強みや市場のニーズを踏まえて、積極的に意見や提案やアドバイスをくれます。もしびりかんさんが広告宣伝を代行するだけの会社だったら、当社はこの“痛車ステッカー”市場に参入さえしていませんでした。ホームページ制作が始まってからも、コンテンツの作り方などについて、正直「それは違うんじゃないの?」と思って意見したことも何度もあります。そういう場面でもびりかんさんは、ただこちらの意見に従うのではなく、「なぜそのように作る必要があるのか」という根拠を挙げて納得させてくれました。その上で、こちらが譲れない希望はきちんと受け入れて実現してくれました。

 

3つ目は、ネットに限定されない、幅広いプロモーション策を提案してくれることです。

たとえば最近当社では、いわゆる“萌えキャラ”をイメージキャラクターにしている市町村に、当社の“痛車ステッカー”を公用車に貼る提案をしています。既に、茨城県のある商工会議所からの採用が決まっています。びりかんさんは、この“萌えキャラ公用車”事業に関するプレスリリースを行うことを提案してくれました。マスコミに紹介してもらうなんてハードルが高いと勝手に思い込んでいたのですが、びりかんさんは「簡単ですよ」とやり方を説明してくれました。法人を対象にしたオリジナルTシャツ制作事業でも、FAX DMなど、ネット以外のプロモーション策を積極的に提案してくれています。

 

これからネット事業に進出する方へのアドバイス

― 実店舗を経営してきて、これからネット事業に進出する方に、何かアドバイスがあればお願いします。


「実店舗の経営で実績のある方でも、ネット事業に関しては、専門家のアドバイスに耳を傾けた方がいいと思います」(大塚社長)

ネット販売の世界は実店舗の世界とまったく違うので、そこは覚悟した方がいいと思います。実店舗で売れているものをネットに出せば売れるというものでもありません。売り方にしても、実店舗の世界では正解のことが、ネットの世界では不正解だったりします。最初は僕も戸惑いました。たとえば実店舗だったら、お客様に笑顔で接客するとか、わかりやすく説明するとかって、基本ですよね。でもネット販売では、ホームページであまりにも詳しく説明してしまうと、コミュニケーションがそこで完結してしまって、お客様がよそのページに行ってしまうんです。

 

ホームページだけではわからないことが多少あった方が、かえってお問い合わせにつながったりするんですね。このことをびりかんさんから教えられて、最初は僕も信じられなかったんですけど、やってみると実際その通りでした。ですから実店舗の経営で実績のある方でも、ネット事業に関しては、専門家のアドバイスに耳を傾けた方がいいと思います。

 

― 広告宣伝などのマーケティング活動を、あえて外注するメリットを教えてください。

成果が出るまでの時間を短縮できるのが、一番のメリットだと思います。たとえばネット集客について、経験のない人間が自分で調べて、実践して、検証して、ということを繰り返していたら、最適の方法にたどり着くのに、3年はかかるかもしれません。実績を上げてる専門会社に外注すれば、最初から最適に近い方法で集客できます。実践→検証→改善のスピードも、自分でやるよりずっと速いです。そのスピードを買うと考えればいいと思います。

 

ただ最終的に自分の会社の業績に責任を負うのは、結局自分です。専門会社に100%頼りきるのではなく、「あくまで手伝ってもらっているだけ」という感覚を持つことは大事でしょうね。

 

― びりかんを、どのような経営者に勧めますか。

けっこうワンマンな経営者のほうが、びりかんさんを利用する価値は高いかもしれません。びりかんさんはデータや実績に基づいて、部下とは違う立場で意見を言ってくれるので、独断で経営してきた経営者ほど、視野や考え方が広がる気がします。

 

今後の抱負とびりかんへの期待

― 最後に今後の抱負と、びりかんへの期待があればお聞かせください。

今のところ“痛車ステッカー”事業が好調ですが、この好調さが5年も10年も続くとは思っていません。やはり“時代のもの”というのがあると思うので、その時々で旬なものをうまくとらえて、事業に結びつけていきたいです。いろいろ試しながらやっていけるのもネット事業の良いところなので、その良さを活かしていきたいですね。びりかんさんには引き続きマーケティング活動でのサポートをよろしくお願いします。


「これからもよろしくお願いします」(トゥエンティ スタッフのみなさん)

株式会社トゥエンティ 大塚様、
本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。


※「オリジナルTシャツプリント.com」
Webサイト
※「痛車ステッカー製作専門店」Webサイト
※取材日時 2011年9月

 

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